変数 (Variable)

再代入可能な変数

TypeScript 等と同じ

var (変数名): () = (初期化する値)

型は推論機構があるので、明らかな場合省略可能。 例 : 右辺がリテラル・関数の戻り値を代入するので方が決まっている。など

再代入できない変数

  • C++ の const に相当。
  • 一度定義すると再代入できない。
  • 定数として使用することもできる。
  • 初期値が必ず要る。
val (変数名): () = (初期値)

プリミティブ型

Scala では全ての型はクラス (Any の子) なので、厳密にはプリミティブ型では無いが、一覧

型名 説明 リテラル
Byte 8 bit (1 バイト) 整数
Char 16 bit (2 バイト) 整数
Short 16 bit (2 バイト) 整数
Int 32 bit 整数 123
Long 64 bit 整数 123L
Float 32 bit 浮動小数点型
Double 64 bit 浮動小数点型
Boolean 真理値 (まさかの 1 bit) (Java の仕様) true, false
String 文字列 "文字列"
Unit void () (要素数 0 のタプル)
  • 厳密にはこいつらはクラスなので、大文字で始まる。

遅延評価

  • 関数型言語ならではの、遅延評価がある。
  • この値は、使用されるまで計算 (評価) されない