摂動論 (Perturbation theory)
時間依・存縮退のない摂動
波動関数 $ \ket{ \psi_n } $、$ E_n $ を
\ketψnEn==\ketψn(0)+λ\ketψn(1)+λ2\ketψn(2)+λ3\ketψn(3)+⋯En(0)+λEn(1)+λ2En(2)+λ3En(3)+⋯
とし、波動方程式を
(H^+λH′^)\ketψn=En\ketψn
とする。
1次の摂動項
\ketψn(1)=m∑Cm\ketψm(0)
と置くと$ k \not= n $で、
CkCn==−Ek(0)−En(0)\Braketψk(0)∣H′^∣ψn(0)0
となり、
En(1)\ketψn(1)==\Braketψn(0)∣H′^∣ψn(0)−m\not=n∑Em(0)−En(0)\Braketψm(0)∣H′^∣ψn(0)\ketψm(0)
である。
2次の摂動項
En(2)=−m\not=n∑Em(0)−En(0)∣∣∣\Braketψm(0)∣H′^∣ψn(0)∣∣∣2
また摂動はおおよそ以下の条件下で近似として機能する
∣∣∣λ\Braketψm(0)∣H′^∣ψn(0)∣∣∣≪∣∣∣Em(0)−En(0)∣∣∣